文章理解は、決して短期間で強くなるものではありません。
しかし、文章理解に正解を出さないと、大変苦しくなります。
文章理解は、知識や条文を覚える、といった作業はありません。
要するに「長い文章に慣れる」こと、「長い文章の内容を素早く理解する」力が必要となります。
私の場合、過去問や公務員試験用の問題集を購入し、3月より一日一問解くことを心がけました。
一日一問、時間にして一日10分~15分割く。それだけでいいのですが、それを毎日繰り返すことが必要です。
過去問も問題集も最低3回繰り返します。
問題を解いた後、解答を読みます。
その作業の中で、重要なキーワードはどれか、もしくはどこ(文頭や文末)をどのように着目していかなればならないか?というのを掴む作業となります。
それは知識の蓄積をするのではなく、トレーニングを積み重ねるという作業です。
文章理解はだいたい3つのパターンに分類されます。
「内容(趣旨)把握」
「文章整序」
「空欄補充」 の3つです。
それぞれ解法は異なるわけですが、大切なことは、「長い文章を素早く読み、素早く内容を理解する」ことで共通していると思います。
3つのパターンに慣れ、解法を理解し、トレーニングを積み重ねていくことで、本番には十分対応できます。
それによって、3問全問正解は十分可能です。
受験生の皆様は、毎日10分、一問を解くことを習慣にして下さい。
僕はこれを使いました。