2013年9月、さあ、本試験まであと残すところ約2か月となりました。

 行政書士試験合格を目指す方々におかれましては、もう出願は済まされましたでしょうか?
 まだの方はまさかおられないと思いますが、うっかり忘れてしまった!という方は、もう日がございません。
すぐに、もよりの配布場所へ願書を手に入れ、すぐに手続しましょう!
配布場所はこちら→http://gyosei-shiken.or.jp/shiken/siken_haifu_4.htm
さて、今から本試験までどう過ごすか?
 私の場合、もう新しいことはいたしませんでした。

 今までの問題集、テキストを何度も繰り返して復習し、今までの知識を忘れないように、頭の中に定着させるための作業を繰り返しました。

 この時期にやってはいけない(と思う)こと。それは、以下の2点です。

  1.一般教養に手を付けてない(あるいはほとんどやってない)ことに気づいて、慌ててその手の参考書やらを探したりする。
  2.苦手な法令科目を克服しようとする。

これらはやってはいけないと思います。

 一般教養については、昨年意外(?)なことが起こりました。
 問題48~50までの問題は、日本史・世界史の大学入試のような内容の問題であり、問題51は大学入試レベルの政治・経済の知識があれば解けそうな(独占・寡占)問題だったからです。
 ということは、もし今年(平成25年度)もこのような問題が出題される可能性があるとするならば、通常の受験勉強の休憩などに、大学入試レベルの参考書を読むというのも手だな、と考えたのです。

 え、大学入試レベルって、難しすぎるのでは・・・ということで、気軽に読める書籍はないかと思い探してみました。ありました!

 ご存じ、池上彰さんの著作です。とても分かりやすく、上記の知識を吸収できる書籍です。

そうだったのか! 日本現代史 (そうだったのか! シリーズ)


そうだったのか! 現代史 (そうだったのか! シリーズ)


 残念ながら、池上彰さんの著作で、政治・経済をタイトルとしたものはありませんでしたが、これも使えるのではないでしょうか?
池上彰の学べるニュース4 (社会人の基礎知識&一般常識編)


 このシリーズは意外にも一般教養対策として使えます。

 ただし、これらの書籍は参考書として使ってはいけません。勉強するんだ!という気構えで読んだりすると、それこそ休憩になりません。脳を休めるというつもりで読んでください。そうすることで、休憩した気持ちになり、それでいて、リラックスしながら読んでいると意外と頭に残るものです。

 一般教養でのアドバイスをもう一つ。今から対策するならば、「個人情報保護法」と「同施行令」に絞って下さい。そして、なめるように条文を読み、できれば暗記する位に勉強して下さい。行政書士試験では必ずこの法令が2問位出題されます。後は文章理解の問題集を買って、それを何度も繰り返して文章を読む「訓練」を今からでも行い、3問中、2問は正解できるようになれば十分です→http://gyoseilicense.ldblog.jp/archives/22052959.html。

(続く)